まんべくんを続けられない理由

多くの方から「なぜ、まんべくんを続けられないのか?」という問い合わせが多数寄せられましたので、説明をしたいと思います。

 

まずは、12/15に発売された雑誌「月刊クオリティ」にも詳しく書いてありますが、

長万部町役場の組織的な体質、不誠実な対応に対して企業として付き合っていく事が不可能となった」というのが大きな理由のひとつです。

その概要は、イベントにおいてまんべくんグッズを販売する際、弊社ではなくまんべくん事業協会(以下、事業協会)が販売を行いました。事業協会側は一切の在庫リスクを抱えることはなく、実際に売れた分のみの売上から弊社が事業協会に35%を支払っておりました。しかし、その収支の報告を長万部町は議会に対し「売上も利益も無い」と虚偽の答弁をしました。約75万円にのぼった事業協会の売上金は隠蔽され、弊社が支払ったお金が一切無いことにされてしまったのです。

では、この収支報告も行われていない売上金は一体どこにいってしまったのでしょう?なんらかのプール金(裏金?)になっているのか?それともたとえ収支報告がなされていたとしても、その会計処理方法そのものに問題があるように思います。売上がきちんと計上されなければ脱税になってしまいますよね?

またこの一連の流れについて、町は各メディアの取材においても「弊社との金銭のやり取りは無い」と答えています。

 

イベントで事業協会が実際に販売を行っていたことを町議会議員も把握していたにも関わらず、議員による議会での事実追求が殆ど行われていないことが不思議でなりません。

それは弊社に対する何らかの反対意志なのか、それとも別の意図的な画策なのか。役場と議員の間にも何らかの馴れ合いや繋がりを疑わざるを得ません。

なぜなら、皆様もご周知のとおり、実際に現在まんべくんの運営をしているのは観光協会であり、その会長は町議会議員なのですから。

 

話は変わり、昨年の炎上問題以降、町長からは「エム社にやらせないとまんべくんは終わってしまうから、何とかしたいと考えているから少しだけ待っててくれ。」と一年間の間、何度もおっしゃっていただきました。

その言葉がどれだけ我々にとって心強かったか、期待、希望の光であったか。どんな困難や障害があっても、そうやって言っていただけただけで救われる。そんな気がしていました。

しかし、今年の9月、役場にて町長と面談した際、「俺は関わってないからよく判らない。あとは担当と話し合ってくれ。」と言われました。残念ながら、町長の調整や決断によっての解決の望みが絶たれた瞬間でした。

それならばと、その後担当者ともいろいろと話し合いましたが、その話の中において「今までの(エム社の)実績は、実績として一切認めない」と言われました。

 

ここで熱心なファンの方から私の元に、こんな記事が寄せられました。

【まんべくんの件について長万部町役場にインタビューしてみた】

http://d.hatena.ne.jp/manbenomirai/20121216/1355672355

 

今までの実績は認めないと言っておきながら、弊社が築いてきたもの、ファンへの対応までもことごとく真似しようとする姿勢。

行政が企業のやってきたことをそっくりそのまま模倣して(パクって)やろうという考え。これは異常ですよね。

しかも、現在はまんべくんの運営は町から観光協会に委託となっているのにも関わらず、実質上は役場の担当職員が主導し運営してるような状態なのですから。

 

まんべくん復活についての請願のために役場に行けば、「委託してるんだから観光協会と話し合ってくれ」と言われ、ならばと観光協会に行けば「ウチだけでは決められない。委託元の役場と話し合わなければ」と言われてしまう典型的なたらい回し。しかも、いつまでも案件を保留にされる状態で全く事態は進みませんし解決しません。

 

【第3次 長万部町まちづくり総合計画】

http://bit.ly/XJ1WZT (PDF)

 

 この総合計画2頁目に、

 「歴史ある輝くふれあいの郷土で地域力向上をめざし、人づくりなどの教育に力を入れ、町民みんなで連携・協力して支え合い、一皮むけたおしゃまんべをつくっていくことをイメージしています」とあるように、そういうモラルをもった行政かと言えば現実は全くそうではありません。

 

結局、過疎の進む長万部町をなんとかしようとしてきた我々の良心を都合のいいところばかり利用されてしまったような思いです。弊社の取り組みは、長万部町を愛していたからこそでした。「まんべくん」で本当に町を盛り上げて行きたいという気持ちでいっぱいでした。でも、結局このような形で終結となってしまうのは不本意ですし残念でなりません。私自身、出身であるにも関わらず故郷から追い出されたというようなそんな気持ちにもなってしまいます。

 

これが長万部町から弊社への対応のすべてです。

 

行政の対応は酷すぎますが、長万部町でお世話になった方々には心から感謝と御礼を申し上げますとともに、引き続き弊社としてもできる限りの応援を勝手にしていきたい気持ちでおります。